- Press Release
弊社代表の石崎が書籍『ウェルビーイングな日本』に寄稿しました
この度、代表取締役の石崎健人が社会デザイン研究者三浦展氏の新著「ウェルビーイングな日本」に寄稿したことをお知らせいたします。
本書はAI化、人手不足、超高齢社会、気候変動といった激しい変化に直面する日本の未来像を、「ウェルビーイング」という視点から読み解く一冊です。「ファスト風土」「下流社会」など、鋭い視点で現代社会を看破してきた消費社会研究家の三浦展氏が、コロナ禍以降の変わりゆく人々の生活、仕事、都市空間を予見します。
石崎は本書の第5章「若者のシンプル離れ」にて、コラム「2000年代リバイバルとシンプルからの離脱」を寄稿しました。
書籍は以下にて購入することができます。また、本書は今後中国語の翻訳版が中国にて出版予定です。
若者のシンプル離れー2000年代リバイバルとシンプルからの離脱
寄稿者:石崎 健人
- 形骸化シンプルの終わり
- 東京的ノームコアと、シンプルの違い
- 新しい流行は「盛り路線」へ
- ギャル・リバイバルは「装い」ではなく「精神性」から
- 「没個性」と「大きい主語」を嫌う世代
- アクセサリーのジャラ付け=アイデンティティ的主張の発露
- 韓国トレンドの強い影響
書籍:「ウェルビーイングな日本」について
AI化、人手不足、超高齢社会、気候変動……
変わる! 日本の未来像人間を生きる総体として見るとき、生まれてから死ぬまでの時間という概念が大事になる。何を買うかではなく、どう生きるか、今日一日が(究極的には自分の人生が)充実していたか・幸せだったかを人々はますます問うようになる。ウェルビーイングという考え方は、人々を消費者というより、市民・生活者という主体としてとらえる。そして究極的にはお金とは別の幸せを想定している……。
「ファスト風土」「下流社会」「ニセ団塊ジュニア」ほか、鋭く現代社会を看破してきた消費社会研究家が、コロナ禍以後の変わりゆく人々の生活、仕事の仕方、都市空間を予見する。
- 著者:三浦 展
- 出版社:而立書房
- 発売日: 2025/10/27
- 言語:日本語
- 単行本:328ページ
著者:三浦 展氏について
1982年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年 「カルチャースタディーズ研究所」設立。 消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。
著書に『人間の居る場所』『愛される街』『ニュータウンに住み続ける』『誰がこの町をつくったか』『昼は散歩、夜は読書』『昭和の東京郊外 住宅開発秘史』『首都圏大予測 これから伸びるのはクリエイティブ・サバーブだ!』『吉祥寺スタイル』『高円寺 東京新女子街』『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』『中央線がなかったら』『郊外 その危機と再生』『娯楽する郊外』『教養としての都市論』『第四の消費』『永続孤独社会』『家族と郊外の社会学』他多数。
カルチャースタディーズ研究所について
カルチャースタディーズ研究所は、社会デザイン研究者の三浦展が主宰する、 消費・社会・文化・都市研究のためのシンクタンクです。家族や若者を中心とした生活者のライフスタイル、価値観、消費動向、また、郊外、階層、都市、文化など、さまざまな領域について研究しています。
http://culturestudies.jp/about/index.html
当社のサービスについて:Z世代のエスノグラフィ調査
当社が運営する若者の研究所では、若年層・Z世代の行動・価値観を深く洞察するリサーチ手法「エスノグラフィ」による深い洞察・インサイトの提供を強みとしています。デジタルネイティブであるZ世代の価値観の背景や、多様な価値観を持つ彼らが社会に与える影響を体系的に分析し、クライアント企業様のマーケティング活動に貢献してきました。
今後も、当社は若年層・Z世代の動向を深く探求し、クライアント企業様の持続的な成長に貢献するとともに、社会全体における世代間理解の促進に寄与してまいります。
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著者:石崎 健人
石崎 健人(若者の研究所 研究員・バイデンハウス 代表取締役)
いしざき・けんと/慶應義塾大学卒業後、外資系コンサルティング・ファーム等を経て現職。Weiden Haus(バイデンハウス)のFMCG、Luxury、Technologyのリーダーシップ。生活者への鋭い観察眼と洞察力強みに、生活者インサイトの提供を得意とする。
バイデンハウスについて
Weiden Haus(バイデンハウス)はブランド・マーケティング領域のコンサルティングファームです。革新的な戦略的思考と、長年の生活者研究に裏付けられた市場への卓越した洞察力で、テクノロジーからラグジュアリーまで多岐にわたる大手ブランドの価値向上および持続的な成長を支援しています。当社のオフィスは、東京・シンガポール・ニューデリー・サンフランシスコ・フランクフルトに位置し、これまでにBest Global BrandsⓇのうち20以上のグローバルブランドに対して、ブランディングおよびマーケティングの提言を行って参りました。