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若者の研究所(若者研)、Z世代への定量調査サービスを開始
インサイトとエビデンスの両輪で、新時代のブランド戦略を支援
株式会社バイデンハウス(本社:東京都港区、代表取締役:石崎 健人)が運営する「若者の研究所」は、Z世代に特化した定量調査サービスを本格的に開始します。本サービスは、若者マーケティングにおいて不可欠な「深いインサイト」に「確かなエビデンス」を付加することで、企業のマーケティングおよびブランディング活動を強力に支援します。
若者の研究所(若者研)について
若者の研究所(若者研)は、多様な背景を持つ若者で構成された、シンクタンク・コミュニティです。マーケティング、テクノロジー、文化、歴史、哲学、アート、社会科学など・・・。学術的に。文化横断的に。私たちの「多様なn=1」視点を提供します。
Z世代について
米コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーの定義によると、Z世代とは1990年代後半から2010年頃に生まれた世代を指します。(1996年~2012年など、複数定義あり)彼らは幼い頃からインターネットやスマートフォンに囲まれて育った「デジタルネイティブ」です。SNSを通じてグローバルの多様な価値観に触れ、旧態の権威や価値観にとらわれない、合理的な価値観を持つのが特徴です。ミレニアル世代(Y世代)とは対照的に、より現実主義的な側面を持つとされています。
マーケターが直面してきたマーケティングリサーチにおける課題
「若者の〇〇離れ」は、もはや特定の業界に限られた話ではありません。
お酒離れ
若者の飲酒習慣が減少し、「酔うためではなく、楽しむためにお酒を飲む」というソーバーキュリアス(Sober Curious:あえてお酒を飲まない選択をする)の考え方が広がっています。車離れ
若者の自動車保有率は低下しています。これは、車を「自由の象徴」と捉えるよりも、「維持費のかかる移動手段」と合理的に考える若者が増えたことに起因します。シェアリングサービスや公共交通機関の充実も相まって、所有するよりも必要な時だけ利用する「オンデマンド消費」が主流となっています。テレビ離れ
リアルタイムでテレビ番組を視聴する習慣が減り、動画配信サービスが主流となっています。Netflix、Amazon Prime Video、Huluなどがテレビの視聴シェアを奪っています。これは、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視するZ世代が、見たいコンテンツを、見たい時に、好きな速度で視聴できるプラットフォームやコンテンツを選好しているためです。これにより、テレビCMの効果が見えにくくなり、広告主は若者へのリーチに苦慮しています。
こうした変化の背景には、Z特有の価値観やライフスタイルがあります。しかし、マーケティング担当者の皆様は、以下のような課題に直面しているのではないでしょうか。
- 価値観の多様化しすぎて中心がわからない
若者の意見を個別に収集しても、それが市場全体にどれだけ当てはまるのか分からず、施策の有効性を判断できない。実際に、Z世代は価値観が多様化しており、どこに大きなセグメントがあるのかセンターピンを見極めづらくなっています。 - 「一過性のバズり」なのか「トレンドの兆し」なのか見極められない
バズっても、それが一時的なトレンドなのか、確固たるムーブメントなのかを見極められず、投資に踏み切れない。 - 価値観の機微の言語化の難しさ
若者の感性や機微は繊細で、定性的な調査で得た情報を論理的な根拠に落とし込むことが難しい。
定性調査と定量調査の相乗効果
当社はこれまで、n=5〜20程度のZ世代の少人数へのインタビューなど、Z世代の解像度を上げるためのサービスとして定性調査を提供してきました。これにより、ブランドや製品に対する彼らの「本音」、そして行動の背景にある「Z世代の本質的な価値観」を掴むことができます。
今回、独自のパートナーシップにより1,000サンプルという若年層への大規模な定量調査が可能になりました。本サービスは、定性調査で弊社が蓄積してきた若者の研究所の「深い消費者理解」と、定量調査による「客観的な市場分布・構造の把握」を組み合わせることで、新製品開発やマーケティングキャンペーン、広告開発における戦略的な意思決定を強力にサポートします。
サービス詳細
サービス名: 「若者の研究所」Z世代定量調査サービス
提供価値:
Z世代の市場分布、市場構図立体的に理解
マーケティング施策の効果測定
新製品開発、広告開発、採用施策の強化・深化
定性調査と組み合わせることでより深く立体的にZ世代を理解することが可能
本件に関するお問い合わせ
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