サム・アルトマン氏の新プロジェクト"World"および"ワールドコイン"のユーザー支援を開始

当社にてWorldcoin(ワールドコイン)専用の虹彩認証デバイスOrb（オーブ）を導入し、World App認証登録のユーザー向け支援を開始いたしました。本活動は当社のクライアントのマーケティング戦略立案・実行支援の一環に位置づけられます。

Worldcoin(ワールドコイン)は専用ウォレットアプリWorld App上で受け取りができる暗号資産です。Worldcoin開発元のTools for humanity社は、ChatGPTの開発で知られるOpenAI社最高経営責任者のサム・アルトマン氏らにより創業されたことから、現在各界で注目を集めています。

Orbは人間の目の虹彩をスキャンし、World App上で個々人に対してWorld IDを発行するための球体型の認証デバイスです。World IDを取得したWorld Appユーザーへ定期的に暗号資産(WLD)が配布されることから、Worldcoin(ワールドコイン)はユニバーサル・ベーシックインカムを実現するソリューションとして期待されています。

また、AIとヒトを判別することが今後困難になり、AIによる偽証が将来的に社会課題になる恐れがあるとされています。その際、World IDはデジタルパスポートとして、精度の高い個人認証を実現するソリューションとしても有望視されています。

当社がOrbを導入した狙いは、テクノロジーの進展による社会変動への理解を深めることにあります。とくに、Worldcoin(ワールドコイン)によるユニバーサルベーシックインカムやデジタルパスポートが社会実装された際に起きうる、生活者の意識・行動の変化に注目しています。

Orbによる虹彩認証は、バイデンハウスのオフィス、および当社が運営する定性調査専用会場「インタビュールーム赤坂 バイデンハウス」にて体験することができます。(2024年12月に一時中止中)

バイデンハウスは、Worldcoin Orbオペレーターとしての立場を通じて、Worldコミュニティの発展に貢献するとともに、AIの技術進展による社会変動や生活者の変化への研究を重ねて参ります。