定性調査:モデレーター養成講座のご案内

年間100件超の定性調査を行うバイデンハウスが、顧客ニーズを深く理解するモデレーターを養成します。
実践形式でインタビュースキルを習得し、顧客のインサイトを引き出すプロを目指しませんか?

インタビュー調査の重要性と課題


定性調査におけるインタビュー調査は、マーケティング戦略の立案において貴重な示唆を得るための有効な手法です。
しかし、モデレーション(インタビューの進行)には、迅速な分析力と柔軟なコミュニケーション力の両方が求められるため、高度なスキルが必要とされます。

適切な知識がないままインタビューを行うと、うまく話を引き出せず、調査結果を事業に活かせないだけでなく、誤った意思決定をしてしまうリスクもあります。
近年、UI/UXリサーチの普及により、オンラインでインタビュー調査を実施する機会が増え、モデレーターの需要が高まっています。しかし、実践形式でモデレーションを学べる場や教材はまだ多くありません。

そこで当社では、この業界の課題を解決するため、モデレーターのスキルを実践的に習得できるトレーニング講座を開催しております。

モデレーター養成講座:講座概要

  • DAY1:2.5時間 オンライン講座
  • DAY2:5時間  会場講座 @東京都港区 インタビュールームバイデンハウス
  • 参加費:金額 55,000円(税込)
  • 支払方法:銀行振り込み or 請求書
  • (所属企業の外部研修費用として請求書、領収書を発行可能です)
  • 振込手数料は応募者様のご負担にてお願いしております
  • 銀行口座:参加者の方に個別にお送りいたします
  • 運営事務局:インタビュールーム株式会社

対象者とおすすめのポイント

本講座は、以下のような職種の方を対象としています。
  • マーケター
  • ブランドマネージャー
  • コンサルタント
  • マーケティングリサーチャー
  • UI/UXリサーチャー
特に、以下のような課題を感じている方におすすめです。
  • 定性調査に見学・参加したことはあるが、自分で実施した経験がない
  • 自分のインタビュー調査の手法が正しいのか分からない
実践を通じて、確かなスキルを身につけたい方はぜひご参加ください。

バイデンハウス主催 モデレーター養成講座の3つの特徴

① 経験豊富なリサーチャーがタッグを組んだオリジナル講座

本講座では、マーケティング領域で活躍する2人の講師が登壇します。
プロのモデレーターは、消費者から深いインサイトを引き出すための高度なテクニックを習得しています。
本講座では、そのプロが実践するノウハウを体系的に学べる独自のプログラムを提供します。
  • 事業会社のリサーチャーやブランドマネージャーの視点
  • 調査会社のリサーチャーとしての支援ノウハウ
この両面から学ぶことで、より実践的な分析スキルを磨くことができます。

② 2日間で8時間、座学+実技で実践力を身につける

  • 1日目(オンライン・2時間半): 基礎講義
  • 2日目(対面・5時間): 実技トレーニング&フィードバック
講義では質疑応答を交えながら、具体的なテクニックを深く理解できる構成になっています。

参加者の声

インタビュー技術だけでなく、マーケティングリサーチの設計を本質的に学べた
定性調査の報告書を目にする機会が少なかったが、見本を見て書き方を学べた
実践的な学びを得たい方に最適な講座です。

講義内容

Day 1(2.5時間)

  • 導入、自己紹介
  • 定性調査の基本
  • 定性調査の目的・種類・活用
  • 業界の現状と課題
  • モデレーター(インタビュアー)の役割
  • そもそもモデレーターとは?
  • 定性リサーチャーとモデレーターの違い
  • モデレーターが対応する業務範囲
  • モデレーションする上で必要な情報収集
  • 調査課題の理解
  • モデレータースキルの解説
  • モデレーターが持つべきスタンスとテクニック
  • 話しやすい環境づくり、緊張の緩和
  • ありのまま聴く力
  • 中立な立場
  • バイアス・誘導の種類と避ける方法
  • 上手な投げかけとブロービング
  • グループダイナミクスとグループシンク
  • 時間配分コントール

Day 2(5時間)

  • インタビューの実践
  • モデレーター役と対象者役に分かれ模擬インタビューを実践
  • 個別のフィードバック
  • 全体フィードバック / 質疑応答
  • インタビューフローのポイント
  • フローの基本
  • フローのあるべき順序
  • 失敗しないためのフローの作り方
  • デブリーフィングについて
  • デブリーフィングの役割
  • モデレーターに求められること
  • 調査課題に応えるデブリーフィングを行うために
  • 定性調査の分析・報告書の基本
  • 定性調査 分析の考え方
  • 報告書によくあるNG例
  • 基本の考え方
  • よい事例
  • 定性調査の応用的手法の紹介
③ 実際のインタビュールームで本番さながらの実践練習
2日目の対面講座は、実際に定性調査で使用されるインタビュールームで実施します。
本番さながらの環境で練習することで、実際の調査シーンに即した臨場感を体験しながら、モデレーターとしての実践力を養うことができます。

講師プロフィール

角 泰範 | すみ やすのり
エグゼクティブ・リサーチャー
シンクタンク・マーケティングリサーチ複数社を経て現職。

リサーチャーとして10年以上の経験を有し、大手ブランドの広範な商材・サービスの調査を支援。
統計学的な分析手法とインタビューをハイブリッドに活用した、定量・定性の両軸での消費者分析力が強み。
宮沢 真紀子 | みやざわ まきこ

エグゼクティブ・リサーチャー
大手国内グローバルメーカーおよび外資メーカーにて約15年に渡り1,000件以上のリサーチに携わる。
モデレーターの経験が豊富で、特にエスノグラフィー、デザイン思考のアプローチを得意とする。英国Leeds大学ビジネススクールにてMBA取得。

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